1089号(2010年5月25日号)

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短歌の最高権威賞を受賞

  情報理工・坂井教授

 情報理工学系研究科電子情報学専攻の坂井修一教授が、短歌界で最も権威のある迢空(ちょうくう)賞を受賞した。授賞式は6月18日に千代田区丸の内の東京會舘で行われる。

 迢空賞は角川文化振興財団が主催する短歌の賞で、民俗学者、国文学者であり歌人でもあった折口信夫(号:釈迢空)に因んで1967年に設けられた。第44回となる今年は、本学の坂井教授が40歳台末から50歳にかけて詠んだ短歌を集めた歌集「望楼の春」が選ばれた。

 「望楼の春」は坂井教授が7番目に出した歌集。同教授は本学の学部2年生(理科一類)の時から歌人の馬場あき子氏に師事して作歌に取り組んできた。コンピュータ・アーキテクチャの研究者となってからも作歌活動を続けており、これまでも第四歌集「ジャックの種子」で寺山修司賞、第六歌集「アメリカ」で若山牧水賞を受賞するなど、短歌界から高く評価されていた。


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